今日のマヤ暦のエネルギーを書いていたら、この詩を思い出しました。大切なことを思い出させてくれる、背筋が伸びるような私の大好きな詩です。
セッションという言葉は音楽のジャズなどでも聞きますが、楽譜のない、その場でつくる即興のものというくらいの認識でした。施術の世界でもセッションという表現がありますがその使い分けは私には曖昧なままでした。そして今回、新しい施術を大阪へ学びに通っているうちに、施術というのは施術者側が「一方的に」手を施していくもので、セッションはクライアントさんの感覚を聴きながら「一緒に」ラクな身体をつくっていくことと知りました。身体を使って生活するのは施術者ではなく患者さん(クライアントさん)。その方の意見を聴きながら進めていくのがいちばんです。そして感覚を聴くというのもまったく難しいことではなくて、言葉で「右と左、どちらの足を重く感じますか」程度の簡単なものです。もしご本人に自覚はなくその感覚がわからなくても、ちゃんと身体にはひとりひとりの癖が出ていますので安心してください。
昨年からずっと気になっていた施術がありました。施術を受けた方からの感想をあるきっかけで目にすることがあって、まだ自分はその施術も受けてないのに感覚で「これだ!」と感じました。私がずっと求めていたものでした。大阪まで学びに通ううちにこれまで私がしてきた施術ととてもよく似ているとわかり、世界中どこの場所でも「人間のこころとからだ」に向き合う姿勢は同じなんだなぁと感動。そしてこれまでの施術に新しい学びのエッセンスを加えました。ゆらゆらと優しいマッサージのような揺れのなかで心も体も溶けていくような感覚になれる施術です。皆さんからの評判もとても良くて安心しています。 お写真の掲載にご協力いただいたこちらの女性は、腰痛、首と肩の痛みで月に1度のペースで通ってくださっています。写真はもちろん同じ施術日の左側が施術前→右側が施術後です。まったく痛みのない優しい整体に、気持ちのよいマッサージのような揺れを加えることでお身体の改善がシンプルになったのを感じます。これからがとても楽しみです。