軽やかに手放す

mayaKIN238/音4

 

自分なりの判断は人を生かすことにはならない。幻想が感覚を狂わす。自らの視点を手放すと現実が正しく見えてくる。

 

思い込みや決めつけ、期待、執着。

自分にも周りの人にも期待感とか

そういういろんなものを捨てて

真っ直ぐに物事を見る練習を

人生という長い時間をかけてしている。

 

なんか最近よくそう感じます。

 

現実を見ずに期待感ばかりだと

本人も周りも苦しくなるからね、やめやめ。

 

昔はなにかが不安でこわかったのに

最近は手放すことが全然怖くなくて

むしろスッキリ軽やかになれるから不思議。

 

年齢を重ねることは

いろんなものを欲しがらなくなり

いいことも結構沢山ある。

ちょっと嬉しいです。

 

 

整体に来てくださるみなさんも

痛みの出ない姿勢になれればゴールだけど

これまでの姿勢が変わるので抵抗する人も。

すぐに新しい姿勢を受け入れてくれる人、

すぐにはなかなか受け入れてくれない人。

「私の姿勢はこう!」の決めつけ。

 

 

ご本人の気質や性格、

痛みや不調が出るようになった歴史、

なにかをまだ手放したくないような感覚。

いろんなことを想像しながら施術する。

 

施術中にご本人が自分で何かを思い出す。

「あ、私こんなことがあったので

こうしていたんだ(身体を使ってたんだ)」

そうすると気づいて→手放すが起きて

筋肉を緊張させていた場所が緩んで

施術後はもう痛みや不調は消えています。

 

ひとの治癒力、

元に戻ろうとする自己回帰力にいつも感動。

 

 

だんだんマニアックになってきますが。笑

 

もう治る準備はできていて

あとはご本人が許可を出すだけ、みたいな。

痛みや不調の原因は筋肉の緊張。

ただ何もしない、

筋肉を緊張させないラクな身体に戻るだけ。

 

カラダノオトでの仕事は

患者さんのそういったものを

手放すお手伝いをしている。

 

(子供の頃から「深いこと言うね〜」って

よく笑われてました)