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KIN246/音12

「すべてを受け入れ許すことは、すべてを手放し明け渡すこと。透明感が増すとあらゆる問題も処理可能となる」古代マヤ暦「13のおと」越川宗亮著より

 

子供の頃、いろいろ言葉を伝えてくれる大人と、なにも言葉は発しないでただ笑顔で見てくれていた大人がいて、私は後者の方がラクなのだと思っていました。でも自分が大人になって、親になると、なにも言わずにただ笑顔で見守ることの難しさを知り、あんな風にできていたひとはすごかったんだなぁと感じます。受け入れるということは、自分の意見や考え方を手放すこと。なんだか負けるような気分にもなるのかな。だから難しく感じるのかな。

 

でも実は、自分がやってみて気付いたことですが、自分の理想や執着みたいなものを手放して明け渡す感覚になると自分も相手もとてもラクで今を、そしてこれからを楽しめるようになれました。瞑想のように、自分を空っぽに透明にすると、自分の今までのような執着した考え方がないのでもっとシンプルに物事に向き合えます。これはやってみなければ発見できないことでした。今日は手放して自分を透明にしてみましょう。